ピッティ宮殿
パラツィーナ美術館


美術館の内部(絵画)へ。
ここで紹介する写真は2000年6月に撮影したものです。

15世紀半ばのこと、豪商だったルカ・ピッティがあの有名なブルネレスキに依頼して建てた宮殿だ。この中の2階にパラティーナ美術館がある。
当時フィレンツェでは激しい権力争いが起きていた。 もともとルカ・ピッティはメディチ家のコジモの部下だったが、メディチ家が衰退すると、銀行家として頭角を現した。
このままピッティの時代になるかとも思われたが、長くは続かず、コジモの孫にあたるロレンツォの出現により、またまたメディチが復活。 ピッティが失脚後に荒れ果てていたこの宮殿を購入して、美術館としたのである。その後オーストリアのハプスブルク家の所有の絵、500点も加わって、ウフィツィに次ぐフィレンツェの美術館となった。
ウフィツィ美術館とはやや趣が違って内部は豪華絢爛!。ラファエロやティツィアーノ、といった絵が惜しげもなく壁に飾れていて圧倒される。 ラファエロを堪能するならここへ。