景福宮(キョンボッグン)
景福宮(キョンボッグン) ソウル市庁から北に行くと立派な建物が見えてくる。正面に見えるのが光化門。 ここは、ソウルにある5大王宮の中でもっとも大きな規模の景福宮だ。 景福宮は、李王朝最初の王宮で、1395年に古代中国の周の時代の宮殿様式に従って建てられ、現在の大統領官邸のような機能をもっていたという。 敷地内には国立古宮博物館と、国立民族博物館がある。 正面では、当時を偲ばせる衣装の衛兵が、王宮を守り、中では1日3回の交代式も行われている。1592年、日本から攻めていった豊臣秀吉の壬辰倭乱によって全焼。 再建されたものの、1910年の日韓併合で、また破壊され、今も復元工事が行われている。 完成は2025年になる予定。