ナショナルギャラリー前に広がる大きな広場。 実際に5万人もの人を収容することも可能で、ノルウェーから運んだクリスマスツリーで、クリスマスを祝い、 新年のカウントダウンもこの広場で行う。 広場のある円柱はネルソン記念碑。 1805年のナポレオン率いるフランス・スペイン連合艦隊を、ネルソン提督はトラファルガー 海戦で撃破した。ネルソン提督は命を落としたが、英雄と称えられ記念にこの広場がつくられた。

ここの名前の由来はおもしろい。 17世紀ごろ、ロンドンの仕立て屋だったロバートベイカーという人が、 ピカディルスというレースの襟を考え、それが大ヒット。 それで得た大金をこの地に投資して、ここは一大歓楽街になったという。 噴水はギリシャ神話の愛の女神であるエロスの像。 ロンドンでの待ち合わせ場所なら、ここというような場所で、いつでも人でいっぱい。 ここから高級ブランド通りといわれる”リージェントストリート”などへと、6つも通りが広がっている。

604年に建てられたが、焼き討ちや火災によって何度も焼失している。 私達が訪れたときも、修復中で、全体はみることができなかった。 英国国教会がロンドンの大主教の座を置く、最も古い教会のひとつ。 高さ110ｍ、ヴァチカン市国にある、サンピエトロ大聖堂に次ぐ、世界第2位のドームが、 印象に残る。