テムズ川からウエストミンスター寺院へ

ロンドンの中心部をゆったりと流れるテムズ川。ロンドンはテムズ川から始まるといってもいいほど、河畔を歩くと ロンドンに来たという感覚になる。 パリのセーヌ河畔のような感じ。 また、河畔にはビッグベン、ウエストミンスター寺院、国会議事堂、ロンドン塔など 有名な見どころがいっぱい。 観光バスとセットで、テムズ川を下るチケットもあるので、バスでロンドン市内を ざっと見て、帰りはテムズ川を船で〜というコースも、かなりお得です。

タワーブリッジ ロンドンで買う絵葉書に、必ずあるのがこのタワーブリッジ。 テムズ川にかかる橋の中で、最もきれいと、誰もが認めるロンドンのシンボルだ。 今から100年以上前の19世紀に造られた、跳ね橋で、1日に1〜2回、跳ねあがる。 当時はヴィクトリア時代、その技術の粋を集めて、背後にあるロンドン塔と、 美しく調和するようにと考えられ、ゴシック様式となった。 幅は800メートルある。

ロンドン塔 世界最大の530カラットのダイヤ”アフリカの星”が収められている。 ウィリアム1世が建てた木造の要塞で、当時は宮殿だったが、 その後は政治犯の投獄、また、王室やその側近たちの幽閉や処刑の場となった。 エリザベス1世がここに幽閉されていたことでも有名。

ウェストミンスター宮殿 高さ96mの時計塔、通称”ビッグベン”と、国会議事堂からなる、 ウェストミンスター宮殿。 国会議事堂は、見学ツァーがある。 ウェストミンスター寺院は、11世紀にエドワード王が建てたゴシック様式の建物。 ウィリアム1世が11世紀に戴冠式を行ったところで、その後、歴代の王の戴冠式が行われている。 エドワード王の礼拝堂や、ヘンリー7世の礼拝堂、また、歴史上の有名人の墓や記念碑があり、 中には、後継ぎをめぐってエリザベス1世と敵対した異母姉メアリー1世もここに眠っている。