ミラノといえば、最近はファッションの発信地として有名で、 パリ・コレクションと並んで、ミラノ・コレクションは世界中の注目の的。
次に流行るのは何か、を考える時はずせないものになっている。
観光地という意味では、見所の少ないミラノだけど、 ドゥオモのある広場を中心に、街が放射状に広がっていて、 高級ブランドが多い、モンテ・ナポレオーネ通りやスピーガー通りへとのびている。
お買い物が終われば、スカラ座でオペラを観るのも楽しいし、 フィレンツェのウフィッツィ美術館とならび称されるブレラ美術館で、マンテーニャの『死せるキリスト』 、ベッリーニの『ピエタ』、ラファエロの『マリアの結婚』などをみてアカデミックな気分になるのものいい。
そんな、街だ。
ここでの世界遺産は・・・あの有名な、レオナルド・ダ・ヴィンチの傑作、 『最後の晩餐』 。1999年5月に20年をかけた修復が終わり、一般公開されている。

   


 

 


 



 参考文献
「ミラノ・ブレラ美術館作品集」
「世界遺産を旅する1」イタリア・バチカン・ギリシャ・マルタ近畿日本ツーリスト
「地球紀行 世界遺産の旅」 小学館
「週間グレイトアーティスト」" レオナルド・ダ・ヴィンチ" 同朋舎出版
「 よみがえる最後の晩餐」片桐頼継 アメリア・アナレス NHK出版
「世界の美術館ガイド2」 講談社
「ワールドガイド'99〜'00」ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ JTB
「個人旅行イタリア 」昭文社