フェズ



モロッコの王都としては最古のもの。13世紀マリーン朝 時代に発展をとげる。
多くのモスクや神学校が建てられ、宗教や文化の中心として栄えた。
また、フェズといえば、世界で最も複雑な迷路の街。
10世紀のモロッコを感じながら、フェズのメディナを歩けば、
そこは異国。今までに見たことのない別世界だった。


プー・ジュルード門



ここからメディナへ入っていく。
この門は青色だけど、中に入って振り向くと 裏側は緑色になっている。




フェズ・エル・バリ


フェズのメディナの中で最も古く、世界遺産にも登録されている。 今も、フェズの人口の約半分、
30万人ほどの人々がここと、もう一つのメディナに住んでいるという。
幅2mか3mほどの狭い道が、何百にも枝分かれし、入り組んだ路地は、
メディナ 専用のガイドなくては迷子になる。
ツアーからはぐれたら、<動かずにその場所で 待っていて>と添乗員さんに言われる。
ロバや荷車が通ると、観光客は皆、壁にはりついて道をあける。
”バラック、バラック”(気をつけて)という言葉が飛び交っていた。

ひき肉で作ったカバフを売る人。

なめし皮工場。皮の染色をしている。



王宮



13世紀から15世紀の、マリーン朝の王宮だったが、 今は、モロッコの王様が、フェズに滞在する時に使われる。
扉の金は、細かい細工がすばらしく、太陽にまぶしかった。