モロッコって何処にある?

アフリカ大陸の最北に位置し、首都はラバト。広さは、日本の1.9 倍、人口約2800万人の国。その約半数が20歳以下という若い国だ。
60% が原住民のベルベル人、あとはアラブ人と少数のフランス人、ユダヤ人がいる。言葉は、アラビア語が中心。フランスの統治が長かったので、フランス語も通じる。 また、ホテルでは英語も可。

たくさんの顔を持つ不思議の国

イスラム圏の西の果て。アラブ人は、この地を”マグレブ”(西の王国、日の沈む所) と呼ぶ。宗教もイスラム教で、町中で、たくさんのモスクと出会う。
モロッコの1つめの顔は、イスラム。 また、モロッコの中央には、4000M級のアトラス山脈が走っている。 ここを超えると雰囲気は一変する。
サハラ砂漠とオアシスの世界、2つめのアフリカ大陸の顔をみせてくれる。
3つめは、ヨーロッパの顔。実際、ジブラルタル海峡をはさんで、スペインとはフェリーで2時間半という近さ。歴史的にも20世紀初めフランスの保護領となり、1956 年独立するまで、その文化の影響を強く受けた。
つまり、モロッコは、イスラムとアフリカとヨーロッパの3つが交差し、時に融合し時に分離して、独特の文化をつくっていた。





モロッコは若い国

人口の半分が20歳以下だというが、どうしてなのか、気になっていた。 地元のガイドさんの話によると、理由は3つだとか。 1つは、寿命が短いこと。だいたい50歳から60歳くらい、高血圧や脳の 病気が多いらしい。 2つめは、イスラム教徒なので正式には、奥さんを4人まで持てる。 自然と子どもも多くなるという。 3つめは、フランスからの独立戦争(1956年に独立)で多くの人が 亡くなったこと。

ラ・マームニアホテル

マラケシュにすごいホテルがある。世界の5大ホテルに入る、ラ・マームニア。 ここは、ヨーロッパの王室や、俳優たちの御用達リゾートホテルとして有名。 今回、自由時間にお茶に立ち寄った。 高級ホテルだから、きちんとした格好でと思ったけれど、ロビーにはバスローブ を羽織っただけの宿泊客が、ブラブラしていて驚く。 これが、本当のリゾートホテルかも。 モロッコは、観光国なので、高級ホテルが多く、今回泊ったカサブランカの ロイヤルマンスール、フェズのジュナンパレス、ラバトのヒルトンなど どれも満足でした。