凱旋門とシャンゼリゼ通り



ここから、コンコルド広場まで歩いてみよう

1840年12月、流されていたセントヘレナ島から遺体で戻ったナポレオンは、ここを通 り アンバリッドの大ドームに納められた。雪の降る日だったという。
高さ49.54m、幅44.82m、世界で一番大きな門である。

1805年、フランスがオーストリア・ロシアに大勝利した、アウステリッツの戦いを記念して、 翌年着工された。 ナポレオンはローマ帝国にあるような凱旋門をつくりたかったという。 門の壁面には、ナポレオンの戦闘の様子を描いた彫刻が、 門に中には、第一次世界大戦で戦死したフランス兵の無名戦死の墓がある。
1885年にはヴィクトル・ユゴーの遺体も、国葬になってここへ。 第二次世界大戦時、ドイツの占領から開放された時も、 ド・ゴール将軍がここをパレードしている。凱旋門屋上には、エレベーターか270段の階段で上れる。


凱旋門からシャンゼリゼを通り、
コンコルド広場まで続く通りは、パリの 人々の心の通りともいえる。

左から「グラン・パレ」 「シャンゼリゼ通り沿いの公園」 「向こうがアンバリッド」

「シャンゼリゼ通りのカフェ」