クリュニュー美術館


大きなタペストリーが圧巻。

3世紀 古代ローマの共同浴場跡に、美術収集家のアレクサンドル・デュ・ソムラールが集めた 中世の美術品を展示する美術館を建てた。 ここで有名なのは、2階のタペストリーの間。背丈以上の大きさのものが、一堂に壁を取り囲み 中にいると異空間を味わえる。
15世紀後半にフランドル地方でつくられたものといわれ、 ”貴婦人と一角獣”をタイトルに「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」「触覚」 あと「欲望」のテーマで1枚1枚丁寧に織り上げられているので、 これはぜひ!の必見もの。 裏にまわると浴場の跡も見ることができる。

写真上段左から、「嗅覚」「味覚」「視覚」 下段左から、「触覚」「聴覚」「欲望」