成田からパリ、パリで乗り換えてそのままツァーのバスは最初の目的地、オビドスへ向かった。
初めてのヨーロッパ、タダでさえ眠いのに早朝からの観光なんてつらい!。
でもオビドスはそんな思いをとりさってくれるほど、かわいい町。
11月初旬のパッとしない天気だったけど、こじんまりとした白壁と青い線は印象的なちいさな町にホッとさせられた。

ここは王がその時々の王妃にプレゼントした町だとか・・・。
(町をプレゼントするなんてスケールが大きい。)
その後この地は歴代王妃の直轄地となった。

イスラム軍から町を守るためにつくられた城壁に囲まれた町は、王妃の町と呼ぶにふさわしく、お花があちこちの通りや窓に飾られている。”中世の箱庭”との別名をもっているのも納得できる。
1日もあったら町の隅々まで探索できるほどの広さというか、ちいささ。
ポルトガルのタイル、「アズレージョ」や小物を売る土産物屋や、道ばたどこかかわいい。今日夜ホテルに帰ってから食べようかと、ポルトガルのオレンジとぶどうを買ってしまった。

道々にはアズレージョで飾られた壁があり、お散歩もうれしい。
町の中心はルネッサンス様式のサンタ・マリア教会やその前のサンタ・マリア広場。
イスラムの攻撃から守るために建てられた城壁には、6つの城門があるが、一番大きくて有名なのはポルタ・ダ・ヴィラ。