ポルトガルといえば、ヨーロッパ最果ての地。
そうユーラシア大陸の西の果てに位置する国だ。
その中でもロカ岬は本当に最果ての地。詩人カモンイスは「ここで陸はつき、海が始まる」と唄いあげた。
岬の先端は140mの断崖絶壁。ここにに立つと、スペインとの戦いを続けながらも、目の前に広がる大西洋へと不安をいっぱいに出て行った当時の人々の姿が思い浮かんで、不思議な感慨に浸ってしまう。
岩にぶつかる波の白い色と、遠くの水平線をみていると、小さなことなど忘れて地球の大きな心にふれた気分になれる。
記念碑には上のルイス・デ・カモンイスのことばが刻まれている。灯台と観光案内所では、有料だけど、最先端の地に立った証明書を発行してくれる。