サン・ピエトロ広場



ここは、ローマ時代には、コロシアム、競技場だった。 サンタ・アンジェロ城を右手に見て、コンチリアツィオーネ通りを進んでいくと、ヴァチカンの表玄関、サン・ピエトロ広場へ出る。 私は、いつもこの方法とは逆にヴァチカン美術館の方から入るけど、ヴァチカンらしさを感じるならこの方が正解。
3方を城壁にかこまれているが、 この正面玄関の広場だけは、1本の白い線が国境になっている。
直径200mにも及ぶ、楕円形の大広場は、1656年から1657年にベルニーニが設計したもの。 大聖堂を正面にみて、広場をベルニーニの柱廊284本が囲む。 回廊の屋根にはベルニーニの弟子たちがつくった140人の聖人の像がたっている。 この聖人像の高さが3mもあるというから、この広場全体の大きさも 想像がつく。
世界中から訪れるカトリックの信者など、30万人をも一度に収容できる広さだという。
広場の中の地面に白い石盤があるが、 この上に立って横の柱廊を見ると、4列の柱が1本に見える。本当に。 細かいところまで、計算された設計に驚いてしまう。


クーポラの頂上から撮った広場の写真



これもク−ポラの頂上から撮った行政庁の写真


広場には、時のローマ皇帝カリグラ帝がエジプトから運んできたといわれる、 25.5mのオベリスクがたっている。 これは、日時計としての役目も果たしてきた。
また、大聖堂に向かって左には、この地の名の由来でもある、 ペテロの像がある。ペテロは鍵をもっているが、 これは、キリストが天国をあける鍵をペテロに与えたことによっている。
向かって右は、パウロの像。 今も、ここでは、ミサが開かれ 毎週日曜の正午には、ヴァチカン宮殿の窓に、 また、キリストの祝祭日には、サン・ピエトロ寺院のバルコニーに法王が現れ、信者に祝福をあたえてくれる。
毎週水曜には、一般謁見があるが、これはヴァチカン市国に直接申請して席をもらえば参加できる。



ここからだと4本が1列に見える

サンタ・アンジェロ城

中央がオベリスク