ポルト歴史地区1996年世界遺産登録
ポルトガルのポルト、そうまさしくこの地がポルトガルの国名のもとになった。首都リスボンが政治の中心なら、ここポルトは経済と商業の中心となっている。日本でいえば、東京と大阪の関係のような都市だ。
ドーロ川の河口に栄えた商業都市で、18世紀ごろにはポートワインを集荷・出荷して繁栄の頂点を極めた。街の入口はドーロ川にかかる”ドン・ルイス1世橋”。(下段右の写真)
今回はバスでこの橋を渡ったが、渡り終えると赤い屋根が特徴のポルトの街並みが、目の前にパッと広がる。



ポートワインの街らしく、酒蔵見学は一般的なコースになっている。
ヴィラ・ノーヴァデ・ガイアの河岸に広がる酒蔵の中、”サンデマン”という、酒蔵に案内された。
黒いマントのマークもいつかどこかで見た記憶。ポートワインの歴史から、たくさんの樽を貯蔵している場所へ〜。
温度・湿度を管理しているので、おおきなワインセラーの中にいるようで、ひんやりとしている。見学の最後はもちろん試飲でしめくくる。いやいや、試飲の後はちゃんと買って帰れるように、ショップも待っている。
ポートワインは、昔イギリスなどで、食前酒として飲まれたこともあって、甘め。やわらかい味についつい重いワインを買ってしまった。




ポルト市内の様子は下をクリックして下さい。

街の様子