ヴェネツィア


サンタ・ルチア駅、ここがヴェニスの入口、そして出口。 本土側からは、海にかかる線路を渡っていく。'98年春、ここからオリエント急行に乗ってパリに向かった。 '99年秋には、フィレンツェから特急列車でこの駅についた。 大きくはないけど、私の旅の中では、想い出深い駅になりそう。 アドリア海に浮かぶラグーナ(干潟)の中に、120の島と150の運河と、それを 結ぶ 400もの橋が点在し、全部でヴェネツィアという、世界でも他にない独特な都市をつくっている。 車は全く入れず、水上バスと徒歩だけがここの交通手段。 今回も駅前から、すぐに水上バスに乗り、表玄関といわれる「サン・マルコ広 場」 に到着する。 水の都ヴェネツィアの世界が目の前に一気に広がっていく・・・・ 中世から、”アドリア海の女王”と呼ばれてきたヴェネツィアとその潟は、1987年に世界遺産に登録されている。