2日目(2001.5.3 雨のちくもり)


下のボタンをクリックしてください



■ 2回目のオルセー、ムーランド・ラ・ギャレットに再び・・・・

予報とおり朝からどしゃぶり。その上寒くて、(写真のホテルドアマンも冬装束でしょ) どうみても今日は1日美術館に どっぷりつかってるのが懸命な気配。じゃあ、オルセーだ。 ルーブルよりオルセー派の私はとにかくオルセーに先に行く。 オルセーに着いて、びっくり。 どしゃぶりの雨の中、後ろが分からないくらい長い行列ができている。 せっかくタクシーで来たのに、最後尾までにぬれちゃって・・・・。
すごい人気なのだと納得していたが、これには訳があった。 ここのところ、パリはストの真最中らしく、オルセーもルーブルもヴェルサイユも 公務員が働いている観光名所はいつストライキをするかわからない状態なのだという。 オープン時間に開かなければ”今日はスト”と理解するというから、困ってしまうのだが、 お役所仕事は、世界共通らしい。 そんなわけで、昨日オルセーはストだったから、昨日の人も一気に今日集まったというわけ。 ただし、おわびのしるしに入場は無料。 1時間雨の中待った身としては、あまりありがたくもないのだけど。
2度目のオルセー美術館。ここで出会う印象派の作品は、小学3.4年の時に 月に1冊ずつ届く画集で見た絵ばかりで、時を超えて目の前によみがえる実物にただ感動する。 ムーラン・ド・ギャレットにオーベルの教会、本物の迫力に圧倒されながら、”出会えた”----と。


■まだ2日目、でもブランドショッピングへ

オルセーを出る頃には、雨も上がってホテルまでぶらぶら歩いて帰る。 さて、夕食までには少し時間が。 パリではお買い物もはずせない科目なので、近くのブランド街「フォーブル・サントノーレ」 に出かけてみることにした。 途中、マドレーヌ寺院を見ながら歩いていくと、ビルの上に馬の像が乗っかってるエルメス。 その向かいがカルチェで、ちょっと待って、マドレーヌ寺院から下がったところに 大きな大きなグッチがあったけど、 前にきた時この場所だったかしら?
ヴァンドーム広場の奥にもエンポリオ・アルマーニがあったけど、なんとなく イタリアブランドの台頭が目につく感じなのである。 早々とフリーバックを購入した。もちろん、「ケリーもバーキンもございません」との お返事。 それにしても、エルメス本店も日本人が多かった。

ところで、今日のお昼はオルセー内のレストランで、フランス料理のランチをいただいた。 ゆでたキャベツの千切りの上に、サーモンのソテーがのって、 全体にクリームソースがふんわりとかかっている。 オルセーのレストランはぜひ一度、のお勧めスポット。
もともとオルセーが駅だったときの中のホテルのダイニング だったらしい。 前回も友人に連れられて来たけど、天井画がすばらしくて、雰囲気も美術館の中というのを 忘れてしまうほどのゴージャスに驚く。 この辺が、さすがに文化の国フランスですね。