4日目(2001.5.5 くもり)

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■ 今日が一番大変!欲張りなスケジュールかな?

そろそろ、時差もなくなったしパリにも慣れてきたので、 欲張っていろいろ行ってみることにした。 朝9時出発! ホテルの朝食にも飽きたので、 ヴァスチーユ広場前のカフェでモ−ニング。監獄はないものの、当時を偲んでコーヒーを。 今は記念の塔が建つのみで、 すぐ横には、新オペラ座が。
ヴァスチーユから市庁舎、途中、”光のシャワー”とも呼ばれているステンドグラスの サント・シャペル教会にもよって、 パリ発祥の地といわれるシテ島へ。 そこにはノートルダム寺院が。パリに来たらここもはずせない。 ツアー旅行では必ず寄るけど、 ひっそりと裏側にも目をやると、違ったノートルダムを味わえる。
お昼をとって、お散歩がてらカルチェ・ラタンへと続く道を 歩いてみる。 パンテオンまで登って、その後タペストリーで有名なクリュニュー美術館を 見学、そこから、サンジェルマン・デ・フレ通りをショッピングしながら ぶらぶらして、カフェ・マゴで3時のお茶を。ここはサルトルたちが哲学を熱く語った カフェだ。が、 予想と違って、椅子もテーブルも狭く、店内もがやがやとみんなおしゃべりに花が咲いてる。 フランス人は基本的におしゃべりだといわれてるのも納得! 少し休んだら、今回のパリでどうしても行きたかった、教会へ・・・。
デパートのボン・メルシェの奥、これも探しながら歩いていくことにした。ここには、 奇跡のコインがある。
さて、今日は軽く10キロは歩いている計算になるけど、 足が棒のよう。 今日も寒くて途中サンジェルマンでマフラーを買ったっけ。お昼はサン・ルイ島の勇鮨、ここは美味しいので、ぜひお勧め、 ランチは 2000 円以下と手ごろで本格的なお寿司をあじわえる。 別メニューのサーモンやかきも美味しかった。


他に巡ったところ

パリ市庁舎
上の写真は市庁舎前のもの。 正面大時計の下には「自由、平等、博愛」の文字が刻まれている。 ルネサンスとベル・エポック様式が融合した パリを象徴する建物。 まるで宮殿?おとぎの国にいるようだ。 広場に何気なくおかれたメリーゴーランドも、雰囲気を盛り上げている。 とはいえ、実はこの広場はフランス革命前、300年ものあいだ処刑場という、歴史を もつ。火あぶり、打ち首、民衆はお祭り気分で集まったということだ。 中には、ロダンの「共和国の女神」像もある。
ヴァスティーユ広場
ルイ16世の時代、1789年7月14日 10000万人にものぼるパリ市民は、政治犯が投獄されていた ここバスティーユを襲撃。これが、フランス革命の口火となった。 市民はこの時、自由、平等、博愛をかかげたが、 これが、フランス国旗の3色旗のもとになる。 マレ地区にあるが、マレとはもともと沼地の意味。 投獄の場所としては、敵場所だったわけだ。 今は監獄はなく、自由の守護神をのせた7月革命の記念柱がったっている。 奥は、新オペラ座。
パンテオン
パリを歩いてるのに、まるでローマでみたあのパンテオンが目の前に・・・。 すべての神々の神殿という意味をもつパンテオン。 18世紀後半、ルイ15世が着手、神々への感謝の気持を大聖堂を作ることで 表現した。 が、フランス革命時には、議会は地下を革命の英雄と偉人の墓にすると決定。 今も、ジャン・ジャック・ルソーやミラボー、キュリー夫妻、などが眠っている。 1885年には、ヴィクトル・ユゴーもここに。 正面屋根には、女神が偉人に月桂樹の冠を与えるレリーフがあるが、中にはいると、 ひんやりした空気に圧倒される。
コインの教会
正式には、サンヴァンサン・ド・ポール愛徳修道女会礼拝堂教会という長〜い名前。 ”奇跡のコイン教会”と言ってたずねてください。 セーヌ左岸のデパート ボンメルシェの裏側にある。 1830年、修道女のカトリーヌ・ラブレの前にマリアが2回現れて、 皆に恩恵をもたらすメダルをつくるようにとの、お告げを。 表裏のデザインを詳しく示したという。”奇跡のコイン”は世界3ヶ所で手に入る。 ポルトガルのファティマ。フランスのルルド。とここパリの教会。 持っていると自分の大切な人が幸せになるという。ファティマは行ったので、あと残るはルルドのもの。 礼拝堂に行く手前にコイン売り場の扉がある。1ヶ約200円ぐらい。